GPUってなんなの

GPUとは

GPU(Graphics Processing Unit)とは

３Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に

必要となる計算処理などを行う半導体チップ（プロセッサ）のこと。

主な計算処理はCPUなのに対して3Dグラフィックス描写に関して

処理を担っている。

映像を描写するように定型的かつ膨大な計算処理を行うのに

適したプロセッサ。

CPUのコア数が1つのプロセッサ上に数個なのにたいして

GPUは数千個とけた違い。

司令塔であるCPUに対して、定型化された大量の処理をスピーディーに

行う工場のような存在がGPU

＊構造＊

パソコンでは、GPUをグラフィックボードに搭載するものと

 マザーボードに搭載するものがある。

○グラフィックボード（グラボ）

（　とはパソコンにおいてモニタへの表示を担当する部品で

パソコンに装着して利用。グラボにはGPUが搭載されている。

＠グラボはパソコンにとって必須の部品ではないが、

装着することですることで画像をより精細に表示したり、3D映像などを

滑らかに表示したりするのに役立つ。）

①複数のモニタを使用したい

（グラボ使用によりモニタとのコネクタの数を増やすことができるので）

②WEBデザインや３D CADなどを使用する場合、グラボの使用が良い

これにたいして、CPUやメモリなどの部品が搭載された部品を

マザーボードと言い、マザーボード上のCPUから命令を受け

GPUが画像の描写を行う。

○マザーボード

（とはパソコン本体の裏側に位置しているプリント基板のことで

各パーツに電気を供給したり、お互いの情報のやり取りの手助けをする。）

オンボードグラフィックと言って、マザーボードに搭載された

チップセットの中にGPUを内蔵した、いわゆる「内臓GPU」を

利用する。この場合グラボはパソコンに搭載されません。

内臓GPU利用のメリットとして省電力の実現がある。

一方、画像処理の性能についてはグラボのほうがはるかに高い。